No.7 Uraga Red Honey

Region : Guji, Uraga
Producer : Zelalem CWS
Variety : Heirloom
Altitude : 1,900-2,200m
Processing : Red Honey
Crop year : 2020-21


この地に暮らす人々は、グジの由来ともなったオロモ族を中心に、ゲデオ族、アムハラ族などが暮らしています。ウォッシングステーションは、1970年代にエチオピアに導入されたと言われており、グジや隣接するイルガチェッフェ、シダモエリアは、その走りとされており、ウォッシングステーションの歴史は古く、エチオピアのウォッシュドコーヒーにおいて、代表的な生産地、そして高品質なウォッシュドコーヒーの名産地とされています。

そして、最高品質のコーヒーを提供し、エチオピアのコーヒー業界をけん引する企業となること、国際的に認知される企業をなることをビジョンとして掲げています。近年はエチオピアにおいてもCup of Excellenceが開催され、Tracon TradingもCOE受賞を果たし、高品質なスペシャルティコーヒーへ様々なチャレンジを日々行っています。
Guji, Uragaエリア
Uragaエリアは、詳しい方曰く、かなりパワーのあるコーヒーでジンジャーのニュアンスを持ちながら青リンゴのようなフレーバーと甘さを誇り、ティーライクさも合わせ持つそうです。今回のコーヒーは、精製工程の印象もあるのか、ほのかに紫色を感じさせる傾向のあるように感じます。
3 comments
ベリーや青リンゴのようなフルーティの酸と甘さのバランスのよさがとても魅力的なコーヒーだなと思いました。
抽出は、甘さを引き出してあげるイメージで、ゆっくり落としてあげるとよいかと思います。トータル2分30秒位で抽出してあげてはいかがでしょうか。
チーズ系のデザートと相性が良さそうです。
キラリと光るフレーバーがハニー精製で包まれているようで面白いコーヒーだと思いました。ただ、表現する上では一癖あるように感じました。もう少しクリーンに焼けていたら…というのが本音です。ですので、皆さまは抽出の際にはぜひクリーンにサラッと(時間早めに?)淹れてみてください!笑 静の中にある光る魅力、かなり探り甲斐のあるコーヒーかと思います。
浅煎りコーヒー界隈的に今年の当たり豆の予感がしてて、すでに多くのロースターさんが販売されています。ぜひ飲み比べてみていただけると嬉しいです。私は大阪のお店で素敵な味覚の出会いがありました。めずらしいエチオピアのHoney製法です。毎週かなりのカップ評価をしていますが、こういう特殊製法のものは、あまり期待はしていなかったのですが、想像以上に風味豊かで驚きました。(何でも先入観なく評価しないといけないですね)
Gujiの中の、Uragaエリアでさらにハニー製法が日本で飲めるということ自体が、数年前から大きく時代がかわっていることを実感します。トップクオリティのコーヒーが美味しいのは当たり前なのですが、こういうエチオピアの中でもミドルゾーンだと各店舗の個性が出やすいですし、抽出でもいろんな可能性があると思います。