No.3. Riuz Selection Geisha Honey
Country of origin: Panama
Region: Jaramillo, Alto Quiel, Orquesta and Callejón Seco, Boquete District, Chiriqui Province
Producers: Several coffee farmers in the Boquete region
Variety: Geisha
Altitude: 1500-1600m
Process: Honey
元ベルリナ農園主だったプリニオ・ルイスが立ち上げたK&Rスペシャルティーコーヒー。パナマのコーヒーを世界中に輸出しています。
K&Rスペシャルティコーヒーは、ボケテやパナマの高地で栽培される「スペシャルティコーヒー」を、収穫時期だけでなく、年間を通して世界中の大小のロースターに提供することを目的に誕生しました。 ロースターは新しい配合や品種を試すのが好きですが、大きな趣味を持ち、お客様に特別な製品やサービスを提供できる小ロットのコーヒーを、迅速に受け取りたいと考えているからです。
今日、K&Rはボケテニョス出身のルイズ家の4代目と5代目として、パナマのコーヒー産業の発展に尽力しています。この5年間、私たちはこのニッチな分野を開拓し、世界で最高の「スペシャルティコーヒー」として知られるブランドと品種を強化してきました。コーヒー愛好家の方々には、産地で最高のロットのスペシャルティコーヒーを手に入れる機会を提供し、コーヒー産業と生産者にとっては、スペシャルティコーヒー産業を持続可能な事業とし、地域社会に富をもたらすものとします。
その彼がボケテ地区のゲイシャロットをカッピングしてブレンドしたハニーのスペシャルロット。
パナマのコーヒー産地でも歴史のあるボケテ地区。ベスト・オブ・パナマでも多数の入賞農園はボケテ地区から誕生しています。名の知れたメジャーな農園もあれば、小さくて無名な生産者も多数います。プリニオ・ルイスは、そこに目を付けました。名も無い生産者だって、いいゲイシャを作る。プリニオは一軒一軒回って、カップして、ブレンドして作り上げたのがこのルイス・セレクションである。彼のコーヒーへの情熱の一杯をお楽しみください
3 comments
焼いているとき、カッピングしたときから「これは美味しい!」が直感的なコメントです。ハニー精製からすみれのようなフレーバーがあるのは本当に不思議で、その一方で火を強めに当てるとやはりハニープロセスの味もあるのだなと関心する一品でした。パナマのゲイシャハニーという未知の領域だったのと、そこそこお値段も張るので、ドキドキしながら毎回焼いていました。(というより、今回の企画は全部ゲイシャだったので、どれを焼いても緊迫感しかありませんでしたが。)
小玉(ロースト担当)
えっ?!と思わず2口目を飲んでしまうくらいラグジュアリーな華やかさとストロベリージャムのような甘さに驚かされます。冷めてくるとマンゴーやパッションフルーツのような複雑さが増し、より一層風味を引き立ててくれます。最後までフルーティーさがバランス良く残り、しっとりとした蜂蜜のような甘さに包まれます。
小澤(バリスタ)
Ruiz Selectionも現在の桜梅桃李ラインナップから。これ、皆さんどうでしたか?私は初めて出会った時は、ひとめぼれでした。年間を通してたくさんのカップを取りますが、やはりこういう喜びがあるのが、続けていく秘訣なのかもしれません。優しくて可憐。風味の良さが導入の決め手です。他のパナマゲイシャと比較して正直クリーンカップの面で見劣りはすると感じます。ただそこを突き抜ける品格の良さがルイスさんが手掛けたすばらしさだと思います。
上の説明にもありますが、無名の農園さんをまわって何度もカップ評価を行って、ブレンドを行い、ご自身でプロセス処理まで行って、このクオリティまで仕上げた熱意。好きでないとできない仕事だと感じます。ゲイシャでも珍しいハニー製法。お楽しみください。
高仲(品質管理担当)
Leave a comment
This site is protected by hCaptcha and the hCaptcha Privacy Policy and Terms of Service apply.