No.6 La Fortuna Estate, Geisha, Washed

Country of origin: Panama
Region: Chiriqui, Boquete,
Farm: La Fortuna Estate,
Altitude: 1,500m
Process: Washed
Variety: Geisha
Screen Size: 16up
Producer: Ricciardo & Teresita

1999年にフェルナンデス家によって開園された農園。

標高1,600メートルのこの美しい農園「フィンカ・ラ・フォルトゥーナ」は、光の霧、豊かな火山性の黒土、新鮮な水の湧き出る泉に恵まれ、山の森に囲まれています。グァバ、クエリート、スギ、セニゾー、ヒゲロン、ポロなど、多くの種類の原生樹木が農園全体に生育しており、その下のコーヒーの木に豊富な栄養分と日陰を与えています。

1880年、エンジニアのジョセフ・デ・ディアナスは、フランスのパナマ運河会社で働くために、母国フランスからパナマに移り住みました。1914年、彼の息子であるガブリエル・デ・ディアナスは、ボケテのバホ・モノに土地を購入し、妻に敬意を表して「フィンカ・グラディス」を設立しました。ガブリエルは、品質と卓越性に対する情熱を子供たちに伝えました。1991年、テレジータ（ガブリエルの娘）と夫のリカルド・フェルナンデスは、フィンカ・グラディスを取得し、カフェタレラ・フェルナンデス・エステートを設立しました。彼らはすぐにさらなる拡大を始め、2003年には隣の農園である「グラン・パラディソ」を購入しました。その後すぐに「フィンカ・ラ・フォーチュナ」を取得し、「グラン・デル・ヴァル」の名のもとに素晴らしいエステートコーヒーを栽培・収穫しています。

1997年、カフェタレラフェルナンデス社は、パナマ初のレインフォレスト・アライアンスN.Y.認証のコーヒーミルを導入しました。このミルでは、最新の技術を用いてコーヒーを生産し、微量の水を使用することで、天然資源の保護と持続可能な農業を推進しています。

1999年、リカルド＆テレシータ夫妻は、バルー火山山麓アルトキエル標高1500メートルにあるコーヒー農園を手に入れました。現在ゲイシャとティピカを栽培している。シェードツリーは原生林をそのまま利用し、バードウォッチングと自然散策にはもってこいのスポットです。

ゲイシャ（Geshaのスペイン語表記）は、アラビカ属のコーヒーの品種です。元々はエチオピアのゲシャ山で発見されたため、ゲシャという名前になりましたが、ルーツはエチオピアです。この品種をエチオピアから持ち出す最初の試みは、パナマとコスタリカで行われました。ゲシャ（当時、スペイン語圏ではゲイシャと呼ばれていた）を成長させ、コーヒーチェリーを実らせるための課題は計り知れなかった。しかし、それを乗り越えた後のカップの中のコーヒーは、これまでに味わったことのないものでした。ゲイシャは、紅茶のようなデリケートなボディで、高いレベルの複雑さを提供します。一般的に細長い豆と、花やチョコレートのような特徴的なカップを持つゲシャ種は、世界で最もユニークなコーヒーのひとつとして、その地位を確立し続けています。

◆現地でのカッピングレポート◆
総合スコア：91.00
フレグランス、アロマ：グリーンアップル、パンプキンパイ、ベリー
酸味：ミディアムハイ
フレーバー：メープル、チェリー、グレープジュース、グレープフルーツ
アフターテイスト：ナッティー、サイダー、アマレット