Article: No.1 La Primavera Anaerobic Natural
No.1 La Primavera Anaerobic Natural
Origin : Colombia
Region : San Agustín, Argentina
Farm : Primavera
Variety : Caturra,Bourbon
Altitude : 1,700 -1,850m
Processing : Aerobic/Anaerobic Natural
Crop year : 2020-21
好気性、嫌気性を組み合わせた、クリーンかつユニークなフレーバー
プリマヴェーラの生産エリアであるウィラ・サンアグスティン アルゼンティーナ地区の原料を使用したナチュラルプロセス。甘さ、マウスフィール、クリーンカップそして、フレーバーの質にこだわり、コロンビアウィラの産地特性を強く感じるナチュラルに仕上げるだけでなく、精製プロセスを組み合わせることで、従来のナチュラルとは異なるカッププロファイルを感じていただけるよう設計されています。
好気性、嫌気性を組み合わせ、クリーンかつユニークなフレーバーを作りまず、コーヒーチェリーの選別では、アルゼンティーナ地区でカツーラ亜種、ブルボン亜種を栽培する農家から原料を調達し、チェリーをフローターで比重分けし、完熟チェリーのみを選定します。その後の発酵工程は好気性、嫌気性を組み合わせ、クリーンかつユニークなフレーバーを作りだしています。
乾燥工程は、スロードライ乾燥を行っており、具体的にはチェリーを発酵後、天日乾燥、アフリカンベッド乾燥(影干し)を60日間かけゆっくりと乾燥。乾燥終了後は20日間以上倉庫で寝かせ、脱穀。さらに手選別にて、乾燥ムラなどのディフェクトを取り除き、クリーンカップを実現。
3 comments
ピノノワールのような凝縮感のある果実と穏やかな酸がバランスよく、やさしくまろやか味わいです。
濃度感もあるので、あっさりとした味付けの肉料理との相性も良さそうです。
あっさりいれれば、ストロベリージャムのようなフレーバーも楽しめそうですね。
おざわ(バリスタ担当)
1つめは桜梅桃李でも発売中で、発売以後、予想以上にご評価いただいて、私の予測を上回るペースでもうすぐ完売という、調達担当の私的にはショッキングなお豆です笑、、、、有名農園さんを差し置いて根強い人気を誇るお豆です。
飲む前によかったらコーヒー豆をご覧見てください。エージングが進むと油分が出てくるのですが、全体的にグラデーションになっていますね。おそらく複数品種や精製工程の異なる豆が混ざっているのが分かります。推測ながら単一農園ながらプレミックスによって複雑な味わいを生み出しているのかなと思います。定概念にとらわれず、現状の中でどうやって品質のよいお豆を仕上がるか農家さんの知恵がいかんなく発揮しています。
赤色の果実を感じ取りやすいのはどちらかというと豆がフレッシュな部分が大きくて、もう少しシーズンが進んでしまうと醤油っぽいような普通の発酵強めのナチュラルになってしまうと思われます。このフレッシュな美味しさをみなさんにお届けしたくていつもスピード感を大事にしています。ちなみに今回の中で一番仕入れ値が安かったりします。皆さんのご評価も気になるので、よかったらコメント残してくれると嬉しいです。
たかなか(品質担当)
プリマベーラはアナエロビックにおいてしっかりその特徴を持ちつつ、その反面でおしとやかさもある優秀な豆です!あれこれせずとも、焙煎でそのエレガントさはしっかりと出てきてくれるので扱いやすい子でした。あまり凝った抽出で飲んだことはありませんが、はっきりと輪郭を持っても抽出できますし、クリーンにさらっと淹れるのも美味しそうな、遊び甲斐があるコーヒーではないかと思います!
こだま(ロースト担当)
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